蜘蛛の巣の向こうに

2015年に引っ越した家には、庭の蜘蛛達がいくつもの巣を作っています。そして、蜘蛛は巣の中央で幾日も雨の日も獲物を待ち続けています。最初のうちは蜘蛛の巣が嫌で、蜘蛛は殺さずに巣を壊してまわっていたのですが、次第に興味深く蜘蛛と蜘蛛の巣を観察するようになりました。

長年webの世界(蜘蛛の巣のようなネットワークの中に)にsnsやblog、webサイト、ホームページを作ってきた自分は、蜘蛛の気持ちがよく分かります。

今日も庭の蜘蛛達は、蜘蛛の巣の中央で獲物を待っていました。蜘蛛は生まれ落ちた時から、巣を自ら作ってその中央で獲物を待つ生き物なのですね。

『ぐるりのこと。』という邦画で蜘蛛を殺さない方がいいと知りました。これからも害がない限り見守ろうと思います。

自分の周りには、snsやblogやwebにまつわることに無縁だったり、縁遠いの人達がいます。しかし自分は蜘蛛に蜘蛛の巣を張る習性があるように、パソコンを所有して間もなくホームページという巣をwebに作り誰かを待つようになりました。今日も、きっと明日も自分はwebの世界に、記事や投稿(蜘蛛の巣)を書いて(紡いで)、これを読んでくれる人を待つのでしょう。だから蜘蛛の気持ちがよく分かるのです。

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